2025年4月14日 月曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2022年(令和4年) 11月12日(土)付紙面より

ツイート

地下道明るく華やかに 中学・高校の美術部員絵画飾る JR酒田駅

 酒田警察署(熊坂嘉幸署長)管内の中学・高校の美術部員たちが描いた絵画が酒田市のJR酒田駅地下道の壁面に展示され10日夕、開所式が行われた。鳥海山や白鳥など酒田を象徴するモチーフの作品が並び、明るく華やいだ雰囲気を醸し出している。

 2003年に同地下道で発生した恐喝未遂事件を契機に、市と同署が翌年から、駅周辺の環境浄化などを目的に「地下道アートギャラリー」と題して企画。絵画は毎年この時期に更新しており、今年で19回目。酒田、遊佐両地区の中学校8校、高校5校の美術部員が自由なテーマで作成。作品はいずれも縦90センチ、横180センチの大きさ。地下道通路中央の左右の壁面に計13点を展示した。

 酒田駅前交流拠点施設「ミライニ」で行われた開所式には、絵画を作成した生徒やJR酒田駅職員、青少年健全育成団体役員らが参加。矢口明子副市長が「中学生、高校生の絵が市民の安全安心を守る素晴らしい取り組み。生徒の絵が市民生活にも大きな影響を与えている」、熊坂署長が「地下道で発生する事件はほとんどなく、生徒の皆さんの作品の力は大きい」と協力に感謝した。その後、地下道前で代表生徒7人がテープカットし開所を祝った。

 山居倉庫や最上川、北前船を描いた作品や白鳥の生き生きとした様子を表現したものなど、生徒たち思い思いの酒田を表現した作品が並び、地下道は明るい雰囲気であふれた。教室から見える鳥海山を描いた日下部正武さん(15)=酒田南高1年=は「鳥海山の雄大な姿を見ると明日も頑張れるので、多くの人に見てもらいたいと描いた」と話した。

地下道アートギャラリーの作品を見学する参加者
地下道アートギャラリーの作品を見学する参加者



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field