2025年3月29日 土曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2023年(令和5年) 4月15日(土)付紙面より

ツイート

カモンマーレ加茂に来てね 「渚の交番」愛称決まる

 NPO法人エコ・リンクやまがた(山形市、遠藤靖彦理事長)は12日、鶴岡市加茂地区に整備している海の総合交流拠点施設・渚の交番in鶴岡の愛称を「渚の交番カモンマーレ」に決定したと発表した。カモンに「加茂に来てね」の意味を持たせ、イタリア語で海辺を意味するマーレを加えた。カモンマーレは6月24日(土)のオープンを予定している。

6月24日オープンへ建設進む

 「渚の交番」は、海に関する多様な地域資源が交流する番所といった意味。豊かな海づくりの拠点を全国各地に設けている日本財団(東京、笹川陽平会長)のプロジェクトの一環で整備し、東北の日本海側では初の施設となる。

 加茂水産高と県水産研究所の間の海岸そばに建設が進むカモンマーレは、鉄骨造り3階建て、延べ床面積約550平方メートル。1階にファストフード販売や直売コーナー、ヨットや水上バイク、スタンドアップパドルボードなどマリンアクティビティの受け付け、観光案内などを設け、2階は庄内の海や里の食材を使ったイタリアンレストラン、3階は海洋教育のワークショップや料理教室などに活用するスペースとなる。運営は地元の地域づくり団体「一般社団法人大好きな加茂」の協力を得てエコ・リンクやまがたが担う。

 愛称は昨年12月から今年1月にかけて一般公募し、県内外から148点の応募があった。関係者で選考委員会を設け、2次にわたる審査で決定した。同法人の愛称募集事務局は「独創性、ご当地感、呼びやすさなどを考慮して選んだ」としている。カモンマーレの愛称は、鶴岡市の友好都市・東京都江戸川区在住者から寄せられたという。

 カモンマーレは6月24日に竣工(しゅんこう)式典を開催し、オープンする。1階は海水浴場に設置される「海の家」のイメージで誰でも気軽に立ち寄られるようにし、鶴岡市内のかまぼこ店の協力で庄内浜産のカナガシラなど低利用魚・未利用魚のすり身を活用したオリジナルかまぼこ、海鮮を使ったイタリア料理の揚げピザなどをテイクアウトで販売する計画。2階のレストランは、イタリアンシェフで料理プロデューサーの有馬邦明さん(東京)が監修する。

渚の交番カモンマーレのロゴマーク
渚の交番カモンマーレのロゴマーク

6月24日のオープンに向け施設の建設が進んでいる
6月24日のオープンに向け施設の建設が進んでいる



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field