2023年(令和5年) 4月21日(金)付紙面より
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鶴岡市は20日、同市本町二丁目の南銀座通りと一日市通りを結ぶ市道神楽橋十三軒町線の一方通行を、6月14日(水)午前10時に解除すると発表した。延長120メートル区間の市道が約半世紀ぶりに車両の対面通行に移行する。
中心商店街の活性化や中心市街地のアクセス向上などを目的にした、市の中心市街地交通規制解除事業の一環で、2016年3月のみゆき通り、昨年6月の南銀座通りに続く規制解除となる。周辺の市道とともに1974(昭和49)年に東から西への一方通行となっていた。
神楽橋十三軒町線については、15年度以降に道路拡幅に伴う用地取得や物件の移転補償などを進め、昨年度に東西両端の交差点改良、拡幅改良工事を行っていた。対面通行への切り替えに伴い、道路の幅は従前の7・4メートル(車道6・4メートル)から改良後は13・75メートル(車道8・25メートル)に広がり、両端の交差点には右折レーンを設置した。併せて、拡幅した北側には新たに幅2・5メートルの歩道が設けられた。拡幅改良に伴う全体事業費は2億8900万円。
一方、内川沿いの一方通行路線についても市が関連工事を継続して進めており、川端通りは25年春、一日市通りは28年春の規制解除を目標にしている。