2023年(令和5年) 5月10日(水)付紙面より
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2023年度田川地区中学校駅伝競走大会(田川地区中学校体育連盟、鶴岡、三川、庄内各市町教育委員会、鶴岡市陸上競技協会主催、荘内日報社後援)が9日、鶴岡市小真木原陸上競技場スタート・ゴールで行われた。午前10時10分、号砲とともに女子がスタート。県大会出場を懸け、各校がたすきをつないだ。結果は11日付に掲載する。
田川地区の頂点を目指す伝統の大会で男子は52回、女子は29回を迎えた。男女とも上位2校が県大会(9月、天童市)に出場する。
午前9時から開会式が行われ、優勝旗「荘日旗」と優勝杯が返還された後、和田恭司田川地区中体連会長が「学校と自分の誇りをたすきに込めて走るとともに、精いっぱいの走りと応援を後輩に示して達成感、満足感を持ち帰ってもらいたい」とあいさつ。荘内日報社の橋本政之社長が「コロナによる制限が緩和され、スタンドに観客の姿が見える。こうした普通の光景を皆さんと共有できるのが何よりうれしい。日頃の練習の成果を発揮し全力で頑張ってください」と祝辞を述べた。
続いて選手を代表して前回大会の男子優勝校・三川中の菅原凰雅主将(3年)が「支えてくれた仲間や先生への感謝を忘れず、最後まで諦めず全力で走り抜く」と宣誓した。
この日は青空が広がり、日が高くなるにつれて気温も上昇。絶好のコンディションの中、選手たちは競技場内で入念にアップを繰り返し、レースに向けて準備を整えていた。午前10時10分、号砲とともに女子1区がスタート。13チームが小真木原公園を周回する5区間12キロのコースでたすきをつなぎ、白熱したレースを展開した。男子は同11時半にスタートし6区間18キロで順位を争った。