2023年(令和5年) 5月16日(火)付紙面より
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にぎわい創出イベント「こんにちは、タクト!」が13日、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡(市文化会館)エントランスホールで行われ、多彩なジャンルの手作り品販売や体験、パフォーマンス、キッチンカーがそろい、幼い子どもを連れた家族を中心ににぎわった。
同会館を市民主体の交流の場としてさまざまな形で活用しようと、関係者が実行委員会(渡部恵代表)をつくり、2018年1月のプレオープン時から開催している。今回が15回目で、「タクト5周年おめでとうスペシャル篇(へん)」と銘打ち企画した。
エントランスホールにはアクセサリーや布小物、パンやおにぎり販売などのマルシェエリアが設けられ、屋外には中華そば、カレー、フルーツサンドなどのキッチンカーが並び、鶴岡市内外から約40の店舗などが出店した。
スペシャルの企画では山形県住みます芸人・ソラシド本坊元児さんが訪れ、著書を販売した。参加型企画として、さまざまな楽器を使ったベートーベン交響曲第9番「歓喜の歌」の合唱も繰り広げられた。
家族4人で訪れた同市青柳町の門沢早季さん(36)は「SNSで開催を知って初めて来ました。いろんな出店があって見て回るだけでも楽しい」、アルコールインクアートを体験した長男の宏佑ちゃん(4)は「いろんな色があって、きれいで楽しかった」と笑顔いっぱいに話した。実行委によると、次回は10月の開催を予定している。