2023年(令和5年) 6月10日(土)付紙面より
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バレーボールVリーグ女子1部(V1女子)への昇格を決めた酒田市のプレステージ・インターナショナルアランマーレのさらなる活躍を祈念し、酒田市議会は9日開会した6月定例会初日を「アランマーレ応援議会」と銘打ち実施。高橋千代夫議長はじめ議員、丸山至市長ら市当局はチームカラー「オレンジ」のユニホームを着用し臨んだ。高橋議長は「スポーツを通した地域活動にも多く参加してもらい、ありがたい。市議会として今まで以上に応援する。V1での活躍を期待する」と話した。
市議会は昨年12月、アランマーレのV1昇格に向け、市民を挙げて応援する機運醸成を図るために応援議会を初めて開催。議員発議で「スポーツの推進・アランマーレ山形女子バレーボールチームの活動を応援する決議」が提出され、全会一致で可決した。以来、2回目となった今回はV2優勝、V1昇格を祝い、さらに応援する機運を高めようと企画した。
議員、市当局の拍手の中、北原勉監督、木村友里主将(背番号3、アウトサイドヒッター)はじめ選手たちが議場に入場。高橋議長と池田博夫副議長が北原監督、木村主将に花束を手渡した。高橋議長が「V2優勝、V1昇格おめでとうございます。来月にはサマーリーグが始まる。合宿の成果を思う存分発揮し、V1リーグ戦に弾みを付けてほしい」とあいさつした。
木村主将は「皆さんからオレンジのユニホームを着てもらい、さらに議場でと思うとすごいこと。もっと頑張らないといけないと思った。新チームはスタートして間もなく、完全ではない。サマーリーグで課題を見つけ、試合を通じて調整していきたい」、北原監督は「言葉にならないくらい、うれしく思う。議場に入ることができたのは良い経験。身の引き締まる思い」とそれぞれ話した。