2023年(令和5年) 6月11日(日)付紙面より
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鶴岡少年少女発明クラブ(新野文俊会長)の「自動車解体体験」が10日、鶴岡市寺田の県自動車販売店リサイクルセンター庄内事業所工場で行われた。
体験を通して「モノ」の仕組みについて関心を持ってもらおうと同センター庄内事業所の協力を得て企画した。
この日は鶴岡と三川少年少女発明クラブに通う小学3年生から中学3年まで合わせて28人が参加。工具を使って廃車となった軽自動車4台の解体に取り組んだ。
子どもたちはドライバーやレンチを巧みに使いこなしながら「外れた」と楽しそう。バンパー、ヘッドライト、テールライト、ハンドルなどを次々と取り外した。
参加した三川町押切小の小泉峻一君(5年)は「とても楽しい。車の部品がどんなふうに付いているか勉強になった」と熱心に作業を進めていた。
発明クラブのスタッフは「工具の使い方を学ぶことも大切な活動の一つ。これまで取り外した車のワイパーで水槽洗いに再利用した子もいた。体験を通して子どもたちの豊かな想像力を育みたい」と話していた。