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2023年(令和5年) 7月2日(日)付紙面より

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ANA国際線の機内食 冷凍自販機販売スタート 庄内空港 国内空港で初めて

 庄内空港ビル(酒田市浜中、山下高明社長)は1日、同ビル2階出発ロビーの冷凍自動販売機による無人店舗で「ANA国際線エコノミークラス機内食メインディッシュ」の販売を始めた。国際線の機内食の販売は、国内空港で初めて。

 今年4月下旬に同ビルで販売開始した「世界の機内食」シリーズは、発売2日後に完売するほどの人気ぶりで、月計700食ほどが売れたという。山下社長は「正直こんなに売れるとは思ってなかった。国際線の機内食販売は国内空港で初めての試みだが、前回以上ににぎわうのでは」と期待を込める。

 販売する商品は▽ビーフハンバーグステーキ▽タンドリーチキン風サフランライス添え▽パエリア▽ハンバーグドリアデミグラスソース▽牛肉となす煮込みクリームペンネ添え―の5品。ボリュームがあり、フライトで人気のあるメニューを選んだという。

 29日に行われたお披露目会で、山下社長は「機内食販売をきっかけに飛行機利用客以外も空港を訪れるようになった。今後もマーケットを広げ、空港を盛り上げていきたい」と述べた。

 内容量は214―250グラムで、価格はそれぞれ1080円(税込み)。電子レンジで200ワット5分解凍後、500ワット3分半ほど温める。自動販売機前にはテーブルと椅子、電子レンジも配置されたスペースがあり、イートインも可能。

国際線機内食の自販機販売を紹介する山下社長
国際線機内食の自販機販売を紹介する山下社長

新たに販売を開始した国際線機内食
新たに販売を開始した国際線機内食



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