2023年(令和5年) 7月2日(日)付紙面より
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世界各国を代表する16歳以下の選手がバドミントンのシングルス世界一を懸けて争う「国際バドミントンU16庄内2023」が1日、鶴岡市小真木原総合体育館で開幕した。コロナ禍の影響で2019年の第1回大会以来4年ぶりの大会。10カ国の代表選手32人が出場し、2日までの日程で予選リーグと決勝トーナメントが行われる。
慶應義塾大先端生命科学研究所の前所長で名誉教授の冨田勝さんが中心となって設立した一般社団法人世界バドミントンU16推進協議会が大会を主催。海外の参加国はイングランド、デンマーク、フランス、スペイン、スコットランド、アメリカ、インドネシア、マレーシア、タイの9カ国で、日本からはU16代表の8選手と本県代表の2選手、開催地の鶴岡市代表の2選手が出場した。
初日の1日は男女とも4ブロックに分かれて予選リーグが行われた。各コートでは選手たちが前後左右に素早く動き、力強いスマッシュや技ありのショットを繰り出すと観客席から大きな拍手と応援の声が上がっていた。
県代表で出場した池田花保選手(14)=鶴岡三中3年=は、予選ブロックの初戦でU16日本代表の畠山想来選手(14)=福島県=と対戦。試合後に「(畠山選手は)強かった。シャトルのタッチやコート中央への戻りが速く、戦い方がとても勉強になった」と話していた。