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2023年(令和5年) 7月4日(火)付紙面より

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勇壮な舞に声援 遊佐町吹浦 横町神代神楽を上演

 遊佐町吹浦の横町地区に伝わる民俗芸能「横町神代神楽」(町指定無形民俗文化財)が1日夜、同地区の諏訪神社神楽殿上演された。平安時代に奥州を支配した安倍貞任(あべのさだとう)を八幡(源)太郎義家が征伐する物語「八幡太郎」など4演目を披露。アルコールも提供する出店が4年ぶりに復活したこともあり、ボルテージが上がった観客から、地元役者らの熱演に大きな声援が送られた。

 江戸時代後期には舞われていたとみられる伝統芸能。後継者不足などで1957年に途絶えたが、地元有志によって83年に復活した。近年は保存会(本宮茂樹会長)に児童・生徒も協力。舞人や楽人として活躍している。今年は保育園年長の男の子(5)が伴奏楽器のうち鉦(かね)を担当。最年少で保存会デビューを果たした。

 同夜は、日本神話などを題材にした「源の頼光」「阿部の安奈」「八幡太郎」「須佐男命(すさのおのみこと)」を、太鼓と横笛、鉦の音に合わせて独特の抑揚を付けたせりふを交えながら披露。梅雨の晴れ間の爽やかな天候の下、詰め掛けた住民らは勇壮な舞を心行くまで楽しんでいた。

安倍貞任(左)を征伐する「八幡太郎」の一場面
安倍貞任(左)を征伐する「八幡太郎」の一場面



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