2023年(令和5年) 7月6日(木)付紙面より
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鶴岡市の加茂水産高校(齋藤祐一校長、生徒63人)恒例の「カッターレース大会」が5日、加茂港で行われた。生徒たちが息を合わせてオールをこぎ、海上の熱戦を繰り広げた。
カッターレース大会は同校の創立記念日(7月5日)に合わせて毎年行われている伝統行事。全長約9メートル、幅約2・5メートルのカッターボートに艇長と艇指揮各1人ずつとこぎ手12人の計14人が乗り込み、往復約600メートルのコースでタイムを競う。今回は1―3年生の各クラスでチームを編成。教職員と同窓生らのチームと合わせて6チームが出場した。
好天に恵まれたこの日の午前、スタートの号砲とともに各艇のこぎ手たちが艇指揮の掛け声に合わせてチームワークを発揮。生徒たちはゴールを目指して力強くオールをこいだ。
こぎ手を担当した1年生の本間吉喜さん(15)は「クラス全員が連携して練習の成果を果たせて良かった。先輩相手にいい勝負ができたと思う」と話した。