2023年(令和5年) 7月12日(水)付紙面より
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第9回荘内日報社杯藤島グラウンド・ゴルフ大会が9日、鶴岡市の藤島体育館前グラウンド・ゴルフ場で開かれた。時折土砂降りとなるあいにくの天候となったが、参加者たちは元気に芝生の上でプレーした。熱戦の結果、遠藤繁雄さん(80)=藤島=が優勝し、銀色の優勝杯を手にした。
グラウンド・ゴルフを通じて心と体の健康づくりを図ろうと、藤島グラウンド・ゴルフ協会(穂積恒雄会長)と荘内日報社がタイアップし2015年に始まった。
大会には男女142人がエントリー。開会式で穂積会長が「あいにくの天気となったが、ダイヤモンド賞を出す気持ちで頑張ってほしい」、荘内日報社の橋本政之社長が「体力増強やコミュニケーションを楽しむ大会として10回、20回と続けていきたい」とあいさつした。
大会は6、7人一組で計16ホールを回り、合計打数で競った。湿度が高く蒸し暑さを感じる中、参加者は笑顔ではつらつプレー。前日から続く雨でできた水たまりの影響で球が思った通り転がらず、さらにコースの絶妙な傾斜に苦戦しながらも和気あいあいと競技を楽しんでいた。
競技の結果、遠藤さんが32打(ホールインワン1)の好成績で優勝。2位は佐藤昭さん(70)=藤島、3位は今野晴夫さん(86)=同=がそれぞれ入賞した。
閉会式で遠藤さんに荘日杯と表彰状が手渡され、上位入賞者や飛び賞などを表彰。「ぽっぽの湯」や「長寿温泉」、「天然温泉こまぎの湯」など協賛企業の無料入浴回数券などが贈られた。
優勝の遠藤さんは「第1回大会以来、久しぶりに優勝できた。4打がなく普段の練習通りにプレーでき、序盤に雨がやんだところで打てるなど運も良かった」と笑顔を見せていた。
4―10位は次の通り。
4前田松雄(藤島)5田村幸夫(八栄島)6渡部波(藤島)7布川三代(八栄島)8石川武弘(同)9中島秋文(藤島)10工藤武雄(東栄)