文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2023年(令和5年) 7月16日(日)付紙面より

ツイート

「北前船」「サムライシルク」 日本遺産の認定継続 文化庁6年経過の17件評価

 文化庁は14日、認定から6年経過した「日本遺産」17件を対象に、地域活性化や観光振興に向けたこれまでの取り組み内容や今後の計画を評価し、酒田市や鶴岡市など全国49市町村で構成する「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間?北前船寄港地・船主集落?」と、鶴岡市の「サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」など15件を「認定継続」としたと発表した。

 同庁の日本遺産審査・評価委員会が審査した。評価対象17件はすべて2017年度に認定されたもの。

 認定継続となった北前船寄港地・船主集落は、日本遺産を活用した集客・活性化、コミュニティーの再生・活性化、持続可能な体制の維持・確立の各項目とも評価が「可」となり、全体としておおむね目標を達成しているとした。今後の地域活性化計画に対する総括評価では、「北前船によって発展したものと、地域の名産品を結び付けることで、『ここにしかない魅力』を伝えるというビジョンとともに、実現に向けた具体的な施策が描けており、評価できる」とした。

 また、サムライゆかりのシルクについては、集客・活性化のうち「観光客入り込み数」が、コロナ禍の影響を受ける以前を含め目標を達成していないとして「不可」となったが、全体としてはおおむね目標を達成していると評価した。今後の地域活性化計画については、「コロナ後を見据えたインバウンド向けの視点について検討・具体化が望ましい」などとした上で、「鶴岡市の他の日本遺産との連携も含め、地域内の相乗効果が発揮されることが期待できる計画」と評価した。

 今回の評価対象17件のうち、残る2件は「再審査」となり、今後の再審査の結果次第で、認定が取り消される可能性もある。



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field