2023年(令和5年) 7月22日(土)付紙面より
ツイート
鶴岡市老人クラブ連合会鶴岡支部(長谷川清支部長)主催の「第10回公式ワナゲ大会」が19日、鶴岡市小真木原総合体育館で行われた。高齢者たちが高得点目指して熱戦を繰り広げた。
健康増進やメンバー相互の交流を目的に2013年度から開催しており、本年度で10回目の節目を迎えた。今回は市内全域から5人一組で男子の部に12チーム、女子の部に10チームのほか交代要員や事務局関係者など合わせて140人余りが参加した。
午後1時から開会式が行われ、続いて競技を開始。ルールは日本ワナゲ協会公式ワナゲ規則と同大会細則に基づき行われ、台から2メートル離れた位置から9本のリングを続けて投げる単独投輪方式で、チームの合計得点で順位を競った。
台には1?9の数字が記され、それぞれにリングを入れるポールがあり、リングが入った場所が得点となる。数字は縦横斜めの3カ所を足すと15になり、1つのライン全てに輪が入ると得点は2倍。さらに全てのポールに輪を入れるとボーナスの60点が加算され、パーフェクトは300点となる。
参加者たちは的を絞るように輪を投げ、思い通りの場所に入るとガッツポーズで喜ぶ人も。競技開始から5分ほどでパーフェクトを決める参加者もいた。
大会初参加という鶴岡市加茂の村岡千代子さん(74)は「6月にチームへ入ったばかりで、初めての大会にわくわくしている。3日間練習してきた成果を出し、パーフェクトを目指したい」と話していた。