2023年(令和5年) 7月22日(土)付紙面より
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鶴岡市白山のJA鶴岡中央支所駐車場の特設テントで21日、「大泉だだちゃ豆直売所」がオープンした。待ちかねたファンが早速訪れ、朝採りの鮮度抜群の枝豆を買い求めていた。
直売所は生産者の女性たちによる大泉枝豆直売グループ(佐藤蘭子会長、会員15人)が1980年から毎年開設している。同支所によると、生育初期などで天候不順の影響もあったが好天で回復し、平年並みの生育状況。初日は早生品種「小真木だだちゃ」の枝付き1キロ束、枝無し1袋600グラム入りが並び、午前8時半開店の1時間半前から市民が足を運んだ。
早朝に自宅を出発して開店前に並び、5束・5袋購入した山辺町の元木和俊さん(62)は「初日を狙って来た。友人たちにも分けて楽しみたい。枝付きは孫が喜びそうだ」と話した。同グループの渡部優子さん(69)は「自分で食べておいしい豆を売りましょうがモットー。大泉のおいしいだだちゃ豆をたくさん食べてほしい」と話していた。
直売所は8月末ごろまで毎日午前8時半―正午に営業。8月初旬から「早生甘露」、その後に「甘露」、中旬から「早生白山」と続き、メインの「白山」は8月18日ごろから並ぶ。価格はいずれも850円(税込み)。問い合わせは大泉だだちゃ豆直売所=電0235(29)7865=へ。