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2023年(令和5年) 7月26日(水)付紙面より

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休日・夜間を地域クラブに移行 庄内町中学校 部活改革説明会 町と保護者、指導者意見交換

 庄内町の中学校部活動などの段階的な地域移行を見据えた「町部活動改革説明会」が24日、同町の響ホールで行われ、町当局と保護者や指導者らが意見交換した。少子化や教員の働き方改革などを背景に、文部科学省では中学校教師の長時間労働の主な原因の一つである休日部活動の段階的な地域移行について2025年度末を目標に進めており、23―25年度を移行に向けた「改革集中期間」としている。

 同町では余目中と立川中で、男女合わせて計29の部活動と保護者が運営する支援クラブが活動している。

 この日は町関係者や保護者、各種スポーツ団体の指導者ら計約110人が参加。初めに佐藤真哉教育長が「移行に向けた環境整備について課題は多い。地域の力を結集する必要があり、協力をお願いしたい」とあいさつ。その後、町担当者が25年度末までに全部活動・支援クラブ活動で、休日は全て顧問がつかない活動を目指すことや、休日の活動を運動部は町内の体育施設の指定管理者として地域総合型スポーツクラブを運営する「コメっちわくわくクラブ」に、文化部は響ホールの指定管理者である「響ホール事業推進協議会」を受け皿に地域クラブへの移行を進め、平日夜間の活動も地域移行を実施することなどを説明した。また、町のスポーツ関係者や学校関係者、指導者らで組織する町部活動改革検討協議会を設置し、継続して課題の共有や情報交換を行うこと、一部の運動部は24年度から先行して移行を進めることとした。

 意見交換では「地域の指導者と顧問の指導方針が一致しない場合は対応をどうするのか」「大会によっては子どもたちが部活動と地域クラブどちらから出場するのか選ばなければいけないが、団体の場合は難しいのでは」などが出されていた。

休日部活動の地域移行について意見交換した
休日部活動の地域移行について意見交換した



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