2023年(令和5年) 7月27日(木)付紙面より
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鶴岡市羽黒町の中心部を流れる藤島川で26日、子どもたちを招いた「川遊び」が行われた。地元・いずみ保育園(丸山弘美園長、園児18人)の園児が、水土里ネット笹川(笹川土地改良区・丸山成人理事長)のスタッフが作った「いかだ乗り」を楽しんだ。
川に親しんでもらおうと、水土里ネット笹川が同市羽黒町荒川にある「笹川第2揚水機場」に夏休みの地元の子どもたちを招待している。川遊びはコロナ禍で中止となって以来、4年ぶりとなった。
会場には「いかだ乗り」のほかに「スーパーボールすくい」「ビニールプール」の遊び場が設けられ、子どもたちの笑顔であふれた。
このうち、土地改良区の推進員スタッフが3リットル入りペットボトル約60本を集めて作った「いかだ乗り」では子どもたちが藤島川の岸を「往復」して川に親しんだ。揚水機場前の「ビニールプール」では水鉄砲を持って水を掛け合い、夏空に子どもたちの歓声が響いた。
丸山理事長は「昔のように川遊びをする機会が少なくなった今の子どもたちに楽しんでもらおうと笹川土地改良区の恒例行事として行っている。無邪気に遊ぶ子どもたちの笑顔が見ることができて何よりだ」と話していた。