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2023年(令和5年) 8月9日(水)付紙面より

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20年後の自分・地域は 懐かしい品や思い出話に花 庄内町狩川荒鍋集落 2003年埋めたタイムカプセル開封

 庄内町狩川の荒鍋集落で6日、20年前に稲倉魂神社境内に埋められたタイムカプセルが開封され、地域住民が懐かしい品を手に思い出話に花を咲かせた。

 同集落では2003年8月17日、集落の350年を祝う記念式典の行事の一つとして、住民が持ち寄った記念の品を納めたタイムカプセルを集落の鎮守である同神社境内に埋め、23年に開封することにしていた。

 この日の開封作業には付近住民ら約30人が参加。スコップを手に土を掘り起こし、同神社本殿東側に埋められていたビニールで包装された高さ約1メートル、幅約30センチ、奥行き約20センチのプラスチック製タイムカプセルを取り出した。その後、荒鍋公民館に移動して開封。約40世帯分の写真や手紙、当時の冊子などが取り出され、地域住民が思い出話に花を咲かせていた。

 当時6歳だった伊藤加純さん(26)は「20年後の今日はどんな日ですか。どんな仕事をしていますか」などと書かれた自分宛ての手紙を手に「書いた記憶はほとんどないが、こんなの書いたんだと驚いている」と話していた。埋設時タイムカプセル担当役員だった奥山昭一さん(74)は自分が入れた当時の広報を眺めながら「20年はあっという間だった気もするが、亡くなった人もおり、時間の流れを感じる」と話していた。

掘り出されたタイムカプセル
掘り出されたタイムカプセル

開封されたタイムカプセルに入っていた品々
開封されたタイムカプセルに入っていた品々



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