2023年(令和5年) 8月10日(木)付紙面より
ツイート
だだちゃ豆の産地として知られる鶴岡市の大泉地区で8日、盗難防止パトロールが行われた。市防犯協会大泉支部(小池健治支部長)のメンバーや鶴岡警察署員ら関係者合わせて約30人が参加。パトカーを先頭にだだちゃ豆畑を巡回した。
今月中旬から「早生白山だだちゃ」、20日ごろを予定する本場「白山だだちゃ」の収穫を前に実施した。
パトロールは矢馳―山田―大淀川―布目―谷地田―寺田―白山を通るAコースと、白山新田―井岡―岡山―森片―下清水―上清水を巡るBコースの2通り。防犯協会大泉支部員らが「青パト」などの車に分乗し集合場所の市農村センターを出発した。
農村センターには近くの大泉小学校の子どもたち26人が見送りに。「頑張って」とパトロールメンバーを激励した。
出発式で鶴岡公園交番・地域防犯連絡委員協議会の長南成会長は「白山だだちゃは全国ブランド。大きな盗難被害はないが、栽培農家が分からないよう枝豆畑から少しずつ抜き取っていくケースもあると聞く。未然に防ごう」とあいさつした。