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2023年(令和5年) 8月24日(木)付紙面より

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「氣品潑溂」いつまでも 鶴北高 如松同窓会が記念碑建立

 鶴岡市の鶴岡北高校「如松同窓会」(堀朋会長)は同校敷地内に記念碑を建立し22日、除幕式が行われた。来春、鶴岡南高と統合し中高一貫校「致道館中学・高校」となる前に校訓「氣品潑溂(きひんはつらつ)」の4文字を碑に刻み、同校の歴史と伝統、生徒たちが貫いた高い志と挑戦する強い心をいつまでも忘れないよう誓った。

 建立された記念碑は御影石で作られ、サイズは縦1・2メートル横2・7メートル幅27センチ。同校東側の正門から見える「如松の松」の樹下に設置。表に刻まれた「氣品潑溂」の4文字は同校23代校長の佐藤尚さん(酒田市在住)が揮ごうした。昨春ごろから建立の計画を立て、同窓会報などで広く協力を要請。同窓生や旧学校職員、現役教員など約1000人から寄付金が集まった。

 除幕式には堀会長をはじめ同窓会役員や同校の難波理校長、現役生徒を代表して生徒会長の佐藤夏音さん(18)=3年=など約20人が出席。堀会長と難波校長、佐藤さんの3人が除幕した。続いて堀会長が「ご縁のある方々の協力で建立が実現した。ここに鶴岡北高校があったことを心に刻んでいきたいと思う」、難波校長が「鶴岡高等女学校から続く過去と新たな学校の未来をつなげ、卒業生を含めた多くの方々に勇気と希望をもたらす場となるよう願う」とそれぞれあいさつ。

 佐藤さんが「ここでさまざまなことを学び、仲間と過ごす日々の中でいつもそばにあった言葉『氣品潑溂』が刻まれたこの記念碑は、卒業してからも私たちの支えとなり、たとえ校名が変わっても記念碑が多くの同窓生を励ましてくれると思う」と謝辞を述べた。鶴北高は来春から致道館中学の校舎となる。

「氣品潑溂」の4文字が刻まれた記念碑が「如松の松」の下に建立された
「氣品潑溂」の4文字が刻まれた記念碑が「如松の松」の下に建立された



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