2023年(令和5年) 9月9日(土)付紙面より
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第85回山形県人東京連合会総会が3日、都内千代田区紀尾井町のホテルニューオータニで行われた。首都圏の各県人会・同窓会などから620人が出席した。昨秋、新型コロナウイルス感染防止対策を万全に3年ぶりに総会が行われたが、この時から130人増の出席者となった。県人まつりを兼ねた年1回のイベントには吉村美栄子知事も出席、会終盤まで参加者と交歓した。
石澤良弘会長はあいさつで今後の故郷・山形県への応援の在り方を変革期とした。「これまでが団体参加型としたら、これからは個人自由参加型に移行したい。自発的積極的な参画を期待したい」と語った。コロナ後の行動様式の変化を捉えてのもので、連合会が発信するホームページなどからの情報をさらに共有してもらうことを呼び掛けた。
県人まつりは今夏、本場の山形花笠まつりに参加した板橋区・練馬区の両県人会が民謡歌手・大塚文雄の歌声に合わせて「花笠パレード」からスタート。歌謡ショーでは出羽三山神社で巫女(みこ)をしていた羽山みずきが、会旗先導役で参加していた山伏たちと久しぶりに“再会”し、満面の笑みを浮かべるなど、会場を沸かせていた。また鶴岡市温海地域出身の花柳真菊鳳さんが華麗な舞を披露した。