2023年(令和5年) 9月21日(木)付紙面より
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バレーボールVリーグ女子1部(V1女子)に所属する酒田市のプレステージ・インターナショナルアランマーレの選手が17日、同市の酒田港付近一帯で清掃活動を行い、市民や県漁業協同組合関係者らと交流しながらごみ拾いに汗を流した。
地域貢献活動の一環として、昨季からユニホームパートナー契約を結んでいるエネルギー事業大手「JERA」と共に初めて企画した。
この日は朝から強い日が差す中、アランマーレ選手・スタッフやJERA社員、漁協関係者のほか応募した市民ら計約90人が参加。木村友里主将(背番号3、アウトサイドヒッター)の「明るく、楽しく、元気よくごみ拾いしましょう。スタート!」という元気な掛け声とともにスタートし、オレンジ色の参加記念Tシャツに身を包んだ参加者と選手たちは漁協本所から酒田スケートパーク周辺一帯の清掃活動に取り組んだ。
初めは選手たちを遠慮がちに見ていた参加者たちも次第に打ち解け、和やかなムードでにこやかに交流しながら約1時間にわたって散乱するごみを拾い集めた。
参加した伊藤摩耶選手(背番号7、ミドルブロッカー)は「高校生たちと試合前に聞く音楽や食べ物の話をしながらごみ拾いをした。市民の人たちと交流できるイベントは本当に久しぶりで良い機会になった」と笑顔で話した。