2023年(令和5年) 9月26日(火)付紙面より
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環境問題について考え、行動するきっかけとしてもらうイベント「環境フェアつるおか2023」が24日、鶴岡市小真木原総合体育館などで開かれた。家族連れを中心に大勢の市民が足を運び、工作やエコクイズ、エコ実験パフォーマンスショーなどを通して環境保全の大切さを学んだ。
鶴岡市内を中心に企業や団体、個人商店などが体育館内や周囲の広場に約60ブースを出展。ごみの分別や古紙のリサイクルをパネルにしたものや再生可能エネルギーの紹介、森の木々に付ける樹名板作りなどさまざまなコーナーが設けられた。
特別ゲストに招かれた「らんま先生」の実験ショーには大勢の家族連れが集まった。環境省から国内初の環境パフォーマー認定を受けたらんま先生は汚水洗浄の実験で「汚水は薬できれいにできるが、ビニール袋やペットボトルが細かく砕けて海に流れると魚が食べてしまい、絶滅する可能性もある」と話し、エコの大切さを伝えていた。
また、屋外の県自動車公益センターが実施したエコドライブクイズでは車の発進時の操作や低速走行などに関するクイズが出され、家族連れなどが挑戦。お母さんや友達と一緒に参加した加藤悠渚さん(7)は「エコドライブについていろいろ勉強した。大人になって運転する時はアクセルを踏み過ぎないよう気を付けたい」と話していた。
環境フェアは環境つるおか推進協議会(会長・小谷卓鶴岡高専名誉教授)主催。今回は「みんなでつなごう地球の未来つるおかの未来」をテーマに開催した。