2023年(令和5年) 9月27日(水)付紙面より
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プロ棋士の植山悦行七段を招いた親子将棋教室が24日、酒田市の亀ケ崎コミュニティ防災センターで開かれ、園児・児童たちが手ほどきを受けた。
日本将棋連盟酒田荘内支部(佐々木清支部長)が本年度、文化庁「伝統文化親子教室事業」の助成を受けて開催している教室の一環。この日は園児・児童11人が参加し午前中に通常の教室を開き、午後から植山七段が指導した。
子どもたちを前に、植山七段は「駒それぞれに特徴があり、どこに使ったらよいかよく考えて」「両取りの形を作ってみよう」などと積極的に指導。2―6枚落ちの6面指しで対局し、子どもたちはプロのすごさを体感していた。参加児童の一人、酒井忠行君(8)=朝暘三小3年=は「将棋は3カ月前に始めたばかりで、普段は父と指している。とても楽しい」と話した。
同支部では引き続き教室参加者を募集している。対象は高校生までで将棋のルールが分かる人。次回は10月8日(日)の午前10時から。費用は無料。問い合わせは同支部の阿部悟さん=電090(7526)6035=へ。