2023年(令和5年) 10月1日(日)付紙面より
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「あったら楽しいな♪こんなバス」をテーマに、鶴岡市と市地域公共交通活性化協議会(会長・阿部真一副市長)が市内の小学生を対象に募集した第9回小学生「バスの絵」コンテストの表彰式が26日、鶴岡市役所で行われた。
地域公共交通機関の一つ・バスを子どもたちから身近に感じてもらい、家族や地域全体からも関心を高めてもらおうと2014年にコンテストを開始し、今回で9回目。
今回は市内25校の1~6年生から374点が寄せられ、9月24日まで同市のエスモールで各作品が展示された。同14日の審査会で市長賞1点、庄内交通社長賞1点、協議会長賞2点、「あったら楽しいな♪こんなバス」賞6点の入賞作品10点を選んだ。
表彰式には保護者に付き添われた入賞者10人が出席。入賞者一人一人に、阿部副市長と村紀明庄内交通社長から賞状と記念品が贈られた。
市長賞に輝いた朝暘五小5年の中岡心海(ここみ)さん(11)の作品「空飛ぶ鶴バス」は、翼のあるバスにツルの運転手やクラゲ、擬人化されただだちゃ豆などが乗っている夢のある絵。審査員講評で「カラフルな色合いと太い線によって大胆かつ丁寧に描かれており、強い存在感を放っている」と評価された。
表彰式で中岡さんは「クレヨンと絵の具、マジックなどいろんな画材を使い、何回も色を塗り重ねて何日もかけてやっと完成した。あまり自信はなかったけど市長賞を取れてうれしい」と話していた。
各入賞作品は、カラーコピーしたものを庄内交通の路線バス、循環バスの車内に掲示する予定。市長賞以外の入賞者は次の通り。
▽庄内交通社長賞=「なかなおりバス」齋藤麗愛(羽黒2年)▽鶴岡市地域公共交通活性化協議会長賞=「海中ツアーバス」國分心愛(朝一3年)、「花火かんらんバス」佐藤旭陽(朝五4年)▽「あったら楽しいな♪こんなバス」賞=「うちゅうを走る星バス」栗田叶望(朝四4年)、「海の中をすすむバス」佐藤昌千(西郷2年)、「やまがたのおいしいものがたべれるバス」國分悠愛(朝一1年)、「貝がらバスにのりたいな」五十嵐文太(大泉1年)、「あまのがわほしぞらツアーバス」上野愛茉(湯野浜1年)、「かぞくバス」星川惺南(広瀬1年)