文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2023年(令和5年) 10月3日(火)付紙面より

ツイート

「家康公と家臣団」テーマに検定 大河ドラマで注目 忠次公ゆかりの地 鶴岡で県内初 79人受検

 徳川家康公生誕の地・愛知県岡崎市の「一般社団法人徳川家康公に学ぶ会」(代表理事・大林市郎岡崎信用金庫会長)主催の「家康公検定2023」が30日、県内では初めて鶴岡市の荘内神社参集殿で行われ、県内各地や宮城県の小学生から79歳までの79人が受検した。10年から毎年のように東海地方で実施され、今回が12回目。今年はNHK大河ドラマ「どうする家康」で徳川家と家臣団が改めて注目されていることを踏まえ、テーマを「家康公と家臣団」に設定。徳川四天王筆頭で旧庄内藩主酒井家の祖・酒井忠次公ゆかりの地として鶴岡で検定が行われた。

 戦国乱世を収め天下泰平の世の礎を築いた家康公の偉業を顕彰し、家康公に学ぶ機会を提供しようと、同学ぶ会が公益財団法人徳川記念館(東京、理事長・徳川家広徳川宗家19代当主)と共に行っている。学ぶ会によると、今年は岡崎、名古屋、静岡、浜松の家康公ゆかりの地のほか、鶴岡と会津若松市の6都市8会場で同時に実施され、全国26都道府県の計1562人が申し込んだ。

 受検者には8月、テキストとなる副読本(A5判101ページ)が郵送された。検定は試験時間90分で100問(四択、マークシート式)出題され、100点満点の70点以上で合格。10月23日に合否が発表される。戦国時代の歴史が好きで申し込んだという鶴岡会場最年少受検者の松原小3年、梅津陽真(はるま)君(9)は「副読本はちょっと難しかったので、お父さんとお母さんと一緒に調べながら勉強した。半分の50点取れればいいかな」と話し、大人たちに交じって問題に向かっていた。

 鶴岡での検定初実施は、岡崎信金と鶴岡信用金庫(佐藤祐司理事長)との連携・交流を基に実現し、鶴岡信金職員が検定スタッフを担った。各地から訪れた受検者の歓迎で鶴岡商工会議所女性会(小野寺美千子会長)が、お茶のサービスや観光情報提供などの「おもてなし事業」を行った。

忠次公ゆかりの地の縁で初めて鶴岡で実施された「家康公検定」=30日、荘内神社参集殿
忠次公ゆかりの地の縁で初めて鶴岡で実施された「家康公検定」=30日、荘内神社参集殿



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field