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2023年(令和5年) 10月7日(土)付紙面より

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庄内90郵便局巡り 「風景印」押印まとめる 櫛引東小2年小林さん 夏休み自由研究課題に スタンプラリー特別表彰

 庄内の郵便局にゆかりのある風景や名所を描いた「風景印」を集めるスタンプラリーイベント「庄内90〒風景印の旅」で、対象の90郵便局全てを訪れてスタンプをコンプリートした鶴岡市立櫛引東小学校2年の小林寧南(ねいな)さん(8)へ5日、イベントを主催した日本郵便県西部地区連絡会(統括郵便局長・難波忠夫羽前本郷郵便局長)から表彰状と記念品が贈られた。

 同イベントは、庄内地方の魅力に触れながら地域の郵便局の“顔”である風景印を収集する企画。風景印は地域のシンボルや景観、特産品などがモチーフで、集めるごとに庄内の豊かな自然や歴史ロマンを感じるつくりとなっている。今年5月1日にイベントがスタートし、今月末まで開催している。

 小林さんは夏休み開始直後の7月28日に訪れた羽黒郵便局を皮切りに、お母さんに同行してもらいながら約1カ月かけて庄内一円の90局全てで風景印を押印した。さらに集めた風景印と各局で撮影した写真、地域の特産品や名所などのデータをまとめ、自由研究課題として夏休み後に学校へ提出した。

 日本郵便県西部地区連絡会によると、今月1日現在で90局全ての風景印を集めた人は最年少の小林さんを含め16人(県外在住者含む)。それぞれ最後に訪れた郵便局で感謝状が贈られている。飛島郵便局(酒田市飛島)については郵送で押印を得ることも可能だったが、小林さんは同局まで足を運んだ。また、風景印を自由研究課題に取り上げたことから、同連絡会が特別表彰することを決めた。

 表彰状の授与式は同校で行われ、難波局長が小林さんに表彰状と記念品の郵便ポスト型貯金箱を贈った。小林さんは「近くの郵便局で風景印のポスターを見て面白そうと思った」とスタンプラリーに参加したきっかけを話すとともに「表彰されてうれしい。ポストがいっぱいになるまで貯金したい」と笑顔を見せた。

 また、ラリー中の一番の思い出について「やっぱり飛島郵便局に行ったこと。本当はもっと前に行くはずだったけど、風が強くて船が休みになってしまった。夏休み最後の日にお父さん、お母さんと一緒に飛島へ行き、自転車をレンタルして郵便局にやっと着いた」と話していた。

風景印をコンプリートした小林さん(右)に記念品のポスト型貯金箱が贈られた
風景印をコンプリートした小林さん(右)に記念品のポスト型貯金箱が贈られた



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