2023年(令和5年) 10月15日(日)付紙面より
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日本郵趣協会鶴岡支部(五十嵐伸哉支部長)の「趣味の切手展」が鶴岡市みどり町の市中央公民館で始まった。支部のメンバー5人が長年かけて集めた昔の切手やはがきを展示している。
同支部は毎月1回、鶴岡アートフォーラムで例会を開き、コレクション情報のほか、市民を対象に古い切手を使った「はり絵体験会」も開いている。
今回の展示は32回目。1873(明治6)年に日本で初めて発行された貴重なはがきをはじめ、1942年に建国10周年を迎えた満州国の記念切手などを紹介している。
「全国都道府県・地方自治60周年記念切手」をテーマにコレクションした菅原勇さん(84)=鶴岡市陽光町=は「十数年かけて集めた。記念切手を通して各地方自治の時代背景を感じてもらえれば。個人的にはどれもお宝」と笑顔を見せていた。
展示は16日まで。時間は午前9時から午後5時(最終日は午後3時)まで。入場は無料。15日午後1時から展示作品の説明会がある。鶴岡支部では年齢や性別、経験を問わず一緒にコレクションを楽しむ仲間を募集している。問い合わせは支部連絡責任者の長谷川尚士さん=電0235(22)4180=へ。