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2023年(令和5年) 10月25日(水)付紙面より

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庄内在住外国出身者「日本語スピーチコンテスト」 食や文化 体験した出来事流暢に発表

 庄内地域在住の外国出身者による「日本語スピーチコンテストin庄内」が22日、庄内町の余目第一まちづくりセンターで開かれ、6カ国9人の出場者が日本での暮らしや体験した出来事などを日本語で発表した。

 コンテストは、国際交流と国際理解につなげようと、庄内5市町の国際交流関係機関などが実行委員会を組織し、2011年から各市町持ち回りで開いている。今年で9回目。今回は新設された課題文3つの中から1つを選んで読み上げる朗読の部とスピーチの部の2部門に米国、フィリピン、ペルー、インドネシア、シリア、中国の出身で、滞在歴1カ月―8年の男女計9人が出場した。

 このうち、スピーチの部では約60人が見守る中、「庄内の食文化を学び、おもてなしの心を学んだ。庄内にはおいしいものがたくさんあるが、友達と食べるともっとおいしい」「主婦となって自分の価値を見失っていたが、ママ友と交流するうち、周りの人を幸せにすることも自分の価値を高めることだと思えるようになった」「私は日本人と米国人のハーフだが、小さい頃に日本語に魅了された。祖母と日本語で会話がしたくてかなりの期間日本語を学んだが、祖母の日本語は関西弁だったのでさっぱり分からなかった」など巧みな日本語で発表した。

 庄内町国際交流協会の日下部耕平副会長が審査委員長となって審査委員計5人が内容や感情がこもっているかなど審査。結果、「子供の頃から流暢(りゅうちょう)な日本語を目指して」と題して発表した米国出身のハイニー・サラ・ミチコさん(庄内町)が大賞に選ばれた。全出場者のスピーチは後日、荘内日報に掲載する。

 大賞以外の入賞は次の通り。

 ◇朗読の部▽ベスト朗読賞=ファーガソン・マヤ(庄内町)▽奨励賞=イルハム・マルフヌル・イスナイン(鶴岡市)◇スピーチの部▽優秀賞=ジリアン・ラックス(鶴岡市)▽審査員特別賞=カウダン・バヤン(庄内町)

大賞に選ばれたサラさん
大賞に選ばれたサラさん



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