2023年(令和5年) 11月1日(水)付紙面より
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庄内町立立川中学校(佐藤正人校長、生徒93人)の統合50周年を祝う会が28日、同校体育館で開かれ、関係者が同校のさらなる発展を誓った。
同校は1969(昭和44)年、旧立川町の狩川中と清川中が合併して創立。73年に立谷沢中と統合し、現在の形となった。
この日の式典には全校生徒と教職員、富樫透町長、佐藤真哉教育長ら来賓、地区住民など計約160人が出席。佐藤校長が「多くの人に支えられ統合50周年を迎えることができた。立川には、夢を抱き、志を貫いてきた人々の歴史と風土がある。地域の宝である立川の子どもたちの可能性を引き出せるよう努力を続けていく」と式辞。富樫町長が「少子化に伴う生徒数の減少などの問題はあるが、立川中生が文武両道で活躍する姿は町民を元気にしている。立川中が伝統や文化を大事にしながら一歩一歩充実・発展していくことを祈念する」と祝辞を述べた。
その後は、全校生徒で「夏の日の贈りもの」、各学年ごとに「あすという日が」「春に」などを記念合唱。生徒会長の森宥心(ゆうしん)君(15)が「多くの先輩が築き上げた伝統を今日まで受け継いでこられたことをうれしく思う。今後も伝統を引き継ぎながらより良い学校をつくっていきたい」と決意表明した。
席上、酒田市のファミリー・カイロプラクティック院長の小野弘志さんが「やる気を引き出す魔法の言葉~ペップトーク~」と題して記念講演した。