荘内日報ニュース

2023年（令和5年） 11月2日（木）付紙面より

オールジャパン・チアダンス・チャンピオンシップ シューティングスターズ全国へ 庄内の小中学生で構成3チーム 上位入賞目指し闘志燃やす

　庄内の小中学生で構成するチアダンスクラブＳｈｏｏｔｉｎｇ☆Ｓｔａｒｓ（シューティングスターズ、ＳＳ）の3チームがオールジャパン・チアダンス・チャンピオンシップ2023（11月25、26日、東京体育館）への出場を決めた。東北予選大会では3チームとも各部門で1位を獲得しており、メンバーは「さらにレベルアップして全国でも活躍したい」と闘志を燃やしている。

　全国大会に出場するのは中学生3人の「ＳＰＡＲＫＬＥ」（スパークル）＝ジュニア編成Ｐｏｍ部門スモール、小学生高学年7人の「ＢＲＩＧＨＴ」（ブライト）＝ユース編成Ｐｏｍ部門スモール、同低学年4人の「ＢＲＩＧＨＴｊｒ」（ブライトジュニア）＝ミニ編成Ｐｏｍ部門スモール。

　3チームとも10月7日に福島県で行われた東北予選に出場。3チームとも各部門で優勝し、全国大会出場を決めた。

　東北予選でスパークルは出場9チーム中で最高得点の75・67点をマーク。持ち前のチームワークを発揮しパワフルなダンスを披露した。ブライトは全部門を通して最も高得点の77・17点を記録し、他の6チームを抑えて優勝。ヒップホップを取り入れたダンスに加え、場面ごとに見せる表情も工夫しストーリーを持たせた踊りで高評価を得た。ブライトジュニアは73・83点で2位のチームに1ポイント以上の差をつけて優勝。メンバー4人中3人が東北予選初挑戦だったが、元気いっぱいの踊りで他3チームを圧倒した。

　メンバーを代表してスパークルキャプテンの土田莉花奈さん（13）＝鶴岡四中2年＝は「どの部門も年々レベルが高くなっている。アームの強化や技のブラッシュアップを重ね、東北予選よりレベルの上がった演技で上位入賞を目指したい」と抱負を語った。指導者の横田憂子さん（51）は「どのチームも団結力が武器。さらにレベルアップして最高のダンスを見せてほしい」と期待を寄せた。