2024年11月28日 木曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2023年(令和5年) 11月12日(日)付紙面より

ツイート

NB市からようこそ 姉妹都市・鶴岡へ 大人も相互交流再開

 鶴岡市と姉妹都市盟約を結ぶ米国ニュージャージー州ニューブランズウィック(NB)市のマイケル・タブリン国際交流課長ら7人の訪問団が来鶴し10日、皆川治市長を表敬訪問した。コロナ禍の影響で中断している両市の中学生の相互派遣交流の再開など、友好交流のさらなる進展を確認し合った。

 訪問団一行は鶴岡との交流担当となっているタブリン課長のほか、NB市にあるラトガース大図書館学芸員のフェルナンダ・ペロンNB姉妹都市委員会会長、同大ビジネススクール広報担当者、レストラン経営者ら。9日に来鶴し、松ケ岡開墾場などを見学。10日は致道博物館を見学し、そば打ちや絵ろうそくの絵付けを体験した後、市役所を訪れた。

 皆川市長は「食や文化、歴史など鶴岡の魅力を感じていただければ」と歓迎し、「(コロナ禍前の)2019年に互いに6人ずつの中学生を派遣し合った。中学生同士の交流とともに、大人の交流もぜひ再開したい。ジェームズ・ケイヒル市長にもよろしく伝えてください」と述べ、タブリン課長は「私たちも姉妹都市の絆をさらに強くして深めたいと考えている。こちらこそよろしくお願いします」と応じた。

 一行は12日まで滞在し、鶴岡・NB友好協会(佐藤公力会長)による加茂水族館での歓迎交流会、市主催の出羽三山神社斎館での歓迎レセプションに出席。大日坊の即身仏拝観、山伏修行体験、同神社参拝など精進料理や精神文化などにも触れる。

 両市は、元庄内藩士・高木三郎がNB市にあるラトガース大で学んだことを縁に1960(昭和35)年に姉妹都市盟約を締結。コロナ禍で迎えた盟約60周年の2020年には、鶴岡・NB友好協会が友好の応援ソングを制作するなどインターネットを活用して民間レベルで音楽、芸術分野の交流を展開。こうした活動が高く評価され、同協会は20年度自治体国際交流表彰(総務大臣表彰)を受賞した。

鶴岡市役所を表敬訪問し、歓迎を受けたNB市訪問団一行=10日
鶴岡市役所を表敬訪問し、歓迎を受けたNB市訪問団一行=10日



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field