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2023年(令和5年) 11月19日(日)付紙面より

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「酒田ブラン」楽しもう! タウン誌第3弾発刊 13の街歩きコース 人物、歴史的建物紹介

 観光による交流人口拡大に向け、酒田市の酒田ドラマチックカンパニー(市村浩一代表社員)は、酒田の街歩きを楽しむためのタウン誌「酒田ブラン―湊町酒田の浪漫(ろまん)を歩こう」を発刊した。毎回好評を得て、地元書店のベストセラーに名を連ねる同誌の第3弾。中心街を巡る13の街歩きコースを掲載しているほか、ワッパ一揆を指導するなど庄内自由民権運動の先駆者として活躍した森藤右衛門(1842―85年)ら人物、歴史ある建造物を紹介している。

 酒田ドラマチックカンパニーは市村代表社員が中心となって2019年9月に設立した合同会社。旅行形態の中心が団体から個人に移行、街中を巡る観光客が増えているという現状を踏まえ、着地型観光商品を造成する際の参考にしてもらいたいという思いを込め20年夏、酒田の風景や建物、それに伴う歴史・文化、人物、物語にスポットを当てた第1弾を発刊。21年には第2弾も出した。タイトル「酒田ブラン」は「“ぶらんぶらん”歩こう」の意。

 今回の第3弾では▽新井田川に架かる橋の数々、三十三観音堂、加茂屋石倉などを巡る「米蔵と舟運に見る酒田湊の繁栄―新井田川散歩 橋とともに巡る」▽持地院小路、お夏小路、名古屋小路といった中心部に多く残る小路を回る「酒田の中心商店街を歩こう―旧町名と小路を辿(たど)りながら中心街を巡る」―など計13の街歩きコースを地図形式で見やすくまとめている。また、酒田湊旧廻船問屋「家坂邸」、日和山小幡楼、旧酒田灯台、六た茶屋といった建造物も詳細に紹介している。表紙は市内随一の集客を誇る国指定史跡「山居倉庫」のケヤキ並木。

 市村代表社員は「酒田の中心街が変わろうとしている。その中にも酒田の歴史や文化、そして奉仕の精神で地域の経済や生活のために地域づくりをしてきた先人の思いを忘れてはならない」と編集後記で記す。A4判、60ページ。オールカラー。一部500円(税込み)。市内のみずほ八文字屋、夢の倶楽などで扱っている。問い合わせは同社=電0234(25)1235=へ。

酒田ドラマチックカンパニーが発刊した街歩きタウン誌「酒田ブラン」
酒田ドラマチックカンパニーが発刊した街歩きタウン誌「酒田ブラン」



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