2023年(令和5年) 11月24日(金)付紙面より
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東北公益文科大学(酒田市)の学生を対象にした企業見学会が22日、庄内3市町で行われた。来年、就職活動を控える3年生を中心に10人が参加し、地元企業について認識を深めた。
庄内地区商工会広域連携協議会(会長・上野隆一出羽商工会会長)が若い人材の地元就職につなげようと公益大生を招き、今回は▽ウエノ三川工場(三川町猪子)▽板垣水道(鶴岡市長沼)▽グローバルマシーン(庄内町余目)―の3社を訪問した。
このうち、車や携帯電話の検査装置などを設計から加工まで一貫製造しているグローバルマシーン(三浦勝広代表取締役社長)では製造部の佐藤雅輝課長の案内で工場内を見学。上と横から加工できる最新鋭の「五面加工機」などを間近に見て回った。
三浦社長は「お客さまに信用と感動を与えることが弊社の理念。今後100年続く企業を目指している」と学生に語った。
宮城県出身の佐藤真純さん(3年)は「普段、工場内に入って見ることはできないので、とても新鮮だったし視野が広がった」と感想を話した。