2023年(令和5年) 11月26日(日)付紙面より
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ソロプチミスト日本財団(京都市、千容子理事長)の「活動支援援助賞」を受賞した鶴岡スペースステーション(鶴岡市、佐藤涼子代表)への援助金伝達贈呈式が23日、東京第一ホテル鶴岡で行われた。国際ソロプチミスト鶴岡(SI鶴岡)の春山ゆう会長が佐藤代表へ贈呈目録を手渡し、「子どもたちに夢を与える活動を継続してください」と激励した。
活動支援援助賞は、同財団が取り組む支援・奨励・顕彰・援助事業の一環で、資金困難な状況の中で地域社会のニーズに応えようと努力する団体へ活動資金を提供し、活動が継続できるよう援助する。毎年、全国で10~15件が助成を受けており、援助金は30万円以内。
鶴岡スペースステーションはSI鶴岡の推薦を受け、本年度の受賞団体の一つに決定。今月8日に東京国際フォーラムで行われた同財団の年次贈呈式で、SI鶴岡に援助金30万円の贈呈目録が託された。
援助金伝達贈呈式はSI鶴岡の例会に先立ち行われ、会員の佐藤慶子さんが「鶴岡スペースステーションの佐藤代表は宇宙航空研究開発機構(JAXA)勤務の経験を生かし、宇宙に関する講座やイベント、ワークショップに取り組むなど地域の子どもたちに夢と希望を与える活動を続けており、子育てしながら頑張る姿は女性のたくましさを感じる」と推薦理由を説明した。
春山会長から贈呈目録を受け取った佐藤代表は「温かい言葉を頂き、これまで頑張ってきた意味があったと感じている。援助金は来春の展示の資金に活用する」と謝辞を述べた。