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荘内日報ニュース


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2023年(令和5年) 6月16日(金)付紙面より

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やまがた百名山 インスタグラムフォトコンテスト 「春の季節賞」決まる 鳥海山に咲き乱れるシバザクラ 遊佐町小野曽「桃源郷」が512“いいね”

 県は13日、「やまがた百名山Instagram(インスタグラム)フォトコンテスト」の春の季節賞を発表した。遊佐町小野曽で鳥海山や集落に咲き乱れるシバザクラの姿をとらえた「桃源郷」(投稿者・gacktomo713さん)が512の“いいね”を獲得し、季節賞に選ばれた。

 本年度の同コンテスト春には488点の作品が寄せられた。gacktomo713さんの「桃源郷」は遠くに残雪の鳥海山を望み、満開のハナモモ(花桃)や赤紫と白のシバザクラが咲き乱れた文字通り「桃源郷」を思わせる景色。また、437いいねを獲得し2位に選ばれた@masatoshi_kobayashi7583さんの被写体も鳥海山だった。

 地域の宝である山に光を当て、山岳観光の振興や地域の保全活動促進を図るため県は2016年に「やまがた百名山」を選定。同フォトコンテストは19年に開始した。春夏秋冬の年4回、季節ごとの百名山の魅力を発信している。インスタグラム閲覧者の「いいね!」による投票で、最多獲得者が季節賞に選ばれる。

 「やまがた百名山」公式インスタグラムアカウントをフォローすることで応募が可能となる。表彰は春夏秋冬のいずれも季節賞1人、年間グランプリ1人、季節ごとのラッキー賞各5人(抽選)で、各受賞者には県産品ギフトが贈られる。

 次回の夏部門は7月17日(月)?8月17日(木)の間、募集する。

春の季節賞を獲得した「桃源郷」=県提供
春の季節賞を獲得した「桃源郷」=県提供


2023年(令和5年) 6月16日(金)付紙面より

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ガイドラインの見直し要望 鶴岡市加茂地区風力発電事業 反対の市民団体が市訪問

 鶴岡市加茂地区で計画されている風力発電事業を巡り、反対の署名活動を展開している市民団体の代表らが14日、市役所を訪れ、皆川治市長に風力発電施設の設置に関する市のガイドラインの見直しなどを要望した。

 訪れたのは、おうらの里おおやま再生プロジェクトの梅本幸巳代表、出羽三山の自然を守る会の佐久間憲生理事長、山形大農学部の菊池俊一准教授ら7人。「賛成と反対の間でいさかいが起きないよう、市のガイドラインで風力発電を進めるゾーンと、そうでないゾーンをはっきりと示してほしい」「(事業継続を求める声がある)加茂地区へ市から住民説明に入ってもらいたい」などと求めた。

 皆川市長はガイドラインについて、「(市民間の)対立を生まないためにも、ガイドラインの内容を改めてしっかりと考えていきたい」とした。加茂地区への説明については、「(事業者側に事業中止を求めた)市の考えはホームページにも掲載している。加茂地区への説明会は(賛成と反対の)衝突の場になり、衝突をあおりかねず、慎重に考えたい」と述べた。市民団体側は市内外からの反対署名が9000筆を超えたと報告した。

 加茂地区の風力発電事業は、ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、本社・東京)が同市の「八森山」(運転中)と「三瀬矢引」(計画中)に次ぐ3カ所目として計画。加茂坂トンネル南西部の山に、高さ約140―180メートルの風車を最大8基設置するもの。

 皆川市長は今年2月、「市の豊かな自然環境や景観などへの影響の観点から、市ガイドラインの制限対象区域に相当すると判断した」とし、JREに事業の中止を申し入れた。これに対して加茂地区住民が「市は地域の期待や思いを聞く機会を一切設けなかった」などとして、中止の申し入れ撤回と事業に向けた調査継続を求める請願を3月定例市議会に提出し、継続審査となっている。

市民団体の代表らがガイドラインの見直しなどを要望した
市民団体の代表らがガイドラインの見直しなどを要望した


2023年(令和5年) 6月16日(金)付紙面より

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市街地にクマ出没多発 県が警報 5―11日鶴岡4件、酒田2件

 市街地でのクマの目撃件数が直近1週間で10件以上となったことを受け、県は14日、クマ出没警報を発令した。発令期間は8月31日まで。庄内地域での目撃が多発しており、市街地に出没した際は屋内に避難するなどの注意を呼び掛けている。

 県みどり自然課によると、5日―11日の市街地での目撃件数は12件。このうち庄内では鶴岡市4件、酒田市2件の目撃があった。今年の累計目撃件数は11日現在169件で、前年同期比73件増となっている。このうち庄内では鶴岡市35件、酒田市18件、庄内町2件、三川町2件、遊佐町3件の計60件が確認されている。

 県は対策として、家の周囲に取り残した果実や野菜、生ごみを放置しないことや河川敷などの刈り払いなどを呼び掛けている。


2023年(令和5年) 6月16日(金)付紙面より

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人形芝居通して税の大切さ学ぶ 平田小 津盛さん出前教室

 酒田法人会(池田求会長)の出前租税教室が14日、酒田市の平田小学校(長澤和博校長)で行われ、地元の人形遣い師・津盛柳貮郎(りゅうじろう)さん(69)=同市広野=による税金を題材にした創作人形芝居を通し、6年生29人が税の必要性など学んだ。

 子どもたちから分かりやすく「税」について学んでもらおうと、酒田税務署(小熊一臣署長)管内の企業などで組織する同法人会の女性部会(小野木聡美部会長)と青年部会(大川賢一部会長)が社会貢献活動の一環として開催。約140年にわたって受け継がれてきた伝統芸能「庄内出羽人形芝居」(市指定無形民俗文化財)の津盛さんの協力で2007年から毎年、酒田、遊佐両市町の小学校数校で開催している。今年は同日を皮切りに、27日(火)まで計4校で実施する。

 この日、体育館で行われた教室では、両部会員らが見守る中、津盛さんは侍と農民が税金について会話を交わす「税金ってなに?」を上演。「買い物の時に払うのが消費税」「働いた給料に応じて払うのが所得税」など、税について分かりやすく解説。侍が「みんなで少しずつ出し合っているお金が税金。税金があるからこそ、道路や橋、みんなの小学校が造れて、パトカーや救急車などがある」「大切なのは思いやりと感謝の気持ち」などと語り掛けた。

 また、傘の投げ渡しなどの曲芸を披露するおなじみの「傘踊り」も披露。児童らは津盛さんの巧みな人形操作に引き込まれ、熱心に見入っていた。

 人形芝居を観た佐藤絆翔(はんと)君(11)は「税のことについて、改めて知ることができた。人形の手が滑らかに動いていてすごいと思った」と感想を話した。

児童たちに人形芝居を披露する津盛さん=平田小
児童たちに人形芝居を披露する津盛さん=平田小


2023年(令和5年) 6月16日(金)付紙面より

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高齢者の詐欺被害防止へ 鶴岡 年金支給日に合わせ啓発活動

 年金支給日に合わせ、高齢者に詐欺防止を呼び掛ける鶴岡警察署(塚本高弘署長)の啓発運動が15日、鶴岡市みどり町の山形銀行みどり町支店前で行われ、利用者に注意を促した。

 この日は鶴岡警察署地域防犯連絡協議会のメンバーと警察合わせて6人が参加。出入口に立ち、オレオレ詐欺や預貯金詐欺、架空料金請求詐欺などの防止を呼び掛けるクリアファイルやポケットティッシュを配った。同署オリジナルの特殊詐欺防止ヒーロー「だだちゃグリーン」も登場し、「電子マネーの番号教えては詐欺」「他人にキャッシュカードは渡さない!」「暗証番号は教えない!」と書かれたのぼり旗を持ち、高齢者に注意を促していた。

 同署生活安全課の庄司拓未主任は「自分なら大丈夫と決して油断せず、非通知の電話には出ない、腑に落ちない電話があったら警察や家族にまず相談するなどの対策を取るようにしてほしい」と呼び掛けた。

年金支給日に合わせて詐欺防止を呼び掛ける鶴岡署の啓発運動
年金支給日に合わせて詐欺防止を呼び掛ける鶴岡署の啓発運動



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