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荘内日報ニュース


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2023年(令和5年) 6月22日(木)付紙面より

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酒井忠次公役の大森さん“庄内藩”へ 「どうする家康」スペシャルトーク 9月9日 荘銀タクト ドラマ撮影のエピソード 観覧申し込み NHK山形受け付け

 酒井忠次公役の大森南朋さんが“庄内藩”へ―。徳川家臣団のリーダーとして庄内藩主酒井家の祖・忠次公が活躍しているNHK大河ドラマ「どうする家康」のスペシャルトークショーが9月9日(土)、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡(市文化会館)で開かれる。俳優の大森さんが訪れ、ドラマ撮影のエピソードなどを語る。NHK山形放送局が観覧申し込みを受け付けている。

 忠次公ゆかりの地として鶴岡市での開催が決まり、荘銀タクト鶴岡の開館5周年記念事業として、同市がNHK山形放送局とともに主催する。大森さんと大河ドラマ制作統括の磯智明さん、同放送局の羽隅将一アナウンサーが出演する。当日は午後1時15分開場、同2時開演で、入場無料。

 観覧には事前の申し込みが必要で、締め切りは8月6日。山形放送局ホームページの専用フォームから申し込む。応募者多数の場合は抽選を行い、当選者に2人まで入場できる整理券を8月24日ごろに発送する。座席は事前に指定する。入場整理券の売買は禁止し、売買が確認された場合は、入場を断る。また、転売を目的とした申し込みと判明した場合は、抽選の対象外とする。

 問い合わせは平日の午前9時半―午後6時に、NHK山形放送局=電023(625)9511=へ。

スペシャルトークショーに出演する忠次公役の大森南朋さん=(C)NHK
スペシャルトークショーに出演する忠次公役の大森南朋さん=(C)NHK


2023年(令和5年) 6月22日(木)付紙面より

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花の字雪渓と咲き誇る花々 鳥海山 季節限定の絶景広がる

 鳥海山(2236メートル)に花の季節が訪れた。7合目の御浜周辺では、純白のハクサンイチゲや鮮やかな黄色のミヤマキンバイが大きな群落を形成。東鳥海の南西斜面に浮き出た「花の字雪渓」と相まって、この時季限定の絶景が広がっている。

 「花の百名山」(田中澄江著)にも選ばれている鳥海山。6?7月は雪が解けた場所から、清らかなチングルマやピンク色の愛らしいイワカガミ、薄紫色でとても小さく見逃しがちなタチツボスミレといった高山植物が次々と芽吹き、かれんな花を咲かせる。

 中でも、御浜手前の長坂道丁字分岐付近には大きなお花畑が出現する。好天に恵まれた20日は、遊佐町の大平口や秋田県にかほ市の鉾立口から入山した登山者が、花で彩られた登山道を気持ちよさそうに歩く光景が続いていた。

 山頂直下の御室小屋、御浜小屋はともに宿泊可能。今季は7月2日に営業を開始する。問い合わせは鳥海山大物忌神社社務所=電0234(77)2301=へ。

「花の字雪渓」をバックにミヤマキンバイとハクサンイチゲに彩られた道を歩く登山者=20日
「花の字雪渓」をバックにミヤマキンバイとハクサンイチゲに彩られた道を歩く登山者=20日


2023年(令和5年) 6月22日(木)付紙面より

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酒田の宝物 歴史資料に焦点 最後の企画展第2弾 酒田市立資料館

 今年9月いっぱいで閉館する酒田市立資料館(岩浪勝彦館長)で、最後の企画展第2弾となる「ありがとう45年 未来へとつなぐ酒田の宝物―歴史資料」が開かれ、名残を惜しむ来館者が多く訪れている。

 同館は1978年から酒田の歴史にまつわる企画展示を行い、長く地元民から愛されてきたが、建物の老朽化に伴い9月末に閉館、45年の歴史に幕を閉じることが決定。4月から▽文化・娯楽資料▽歴史資料▽人物資料―の3部に分けてこれまで展示する機会の少なかった資料を中心に最後の企画展を行っている。

 第2弾「歴史資料」編は、開館当初のパンフレットといった同館に関する資料をはじめ、酒田の古絵図、電灯、のちの琢成小学校となった「琢成学校」「酒田尋常高等小学校」の古写真、1890年に創刊された「荘内新報」の紙面など、江戸―昭和中期にかけての貴重な史料66点を展示した。

 2021年9月に米国から返還された、旧平田町出身の故佐藤好(よしみ)さんの遺品である寄せ書き入り日章旗も初展示され、返還の経緯なども解説している。

 入館料は一般200円、高校生90円、小中学生50円(市内の小中学生は土・日曜無料)。第2弾の展示は8月1日(火)まで。

最初で最後の展示品も並んだ、酒田市立資料館館蔵品展の第2弾
最初で最後の展示品も並んだ、酒田市立資料館館蔵品展の第2弾


2023年(令和5年) 6月22日(木)付紙面より

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ハウス物出荷ピークへ準備 庄内ネットメロン目揃会で規格確認

 庄内ネットメロンの出荷目揃(めぞろえ)会が20日、酒田市のJA庄内みどり浜中選果場で開かれ、選果人らが選別基準など出荷規格を確認した。

 JA全農山形園芸庄内推進室によると、今季はアンデス系、赤肉系を中心に192ヘクタールで栽培、緑肉系も含め前年実績比とほぼ同数の1380トンの出荷を見込んでいる。目揃会は庄内地域全体の出荷規格を統一しようと、主力のハウス物アンデスの出荷がピークを迎える前に開いており、庄内地域4JAの選果人、担当職員計約40人が参加した。

 同推進室の齋藤努室長がメロンを示しながら形やネットの張り具合、ひび割れによる「秀」「優」といった等級基準、大きさの区分けといった規格を説明。参加者はサンプルを手に取り、じっくりと確認した。

 県庄内総合支庁酒田農業技術普及課の千葉更索・主任専門普及指導員によると、ハウス物、トンネル物とも一部着果不良が見られたものの、天候に恵まれて果実の肥大・品質ともおおむね順調という。ハウス物は6月下旬にピークを迎え、トンネル物の収穫作業は7月10日頃から。

 新型コロナの感染法上の位置付けが「5類」に引き下げられたことを受け、JA全農山形は消費地に出向いての試食宣伝活動を再開するほか、売り場にポータブルテレビを設置し庄内ネットメロンに関する動画を上映するなど販売促進を強力に推し進めるという。

目揃会で庄内メロンの出荷規格を確認する参加者たち
目揃会で庄内メロンの出荷規格を確認する参加者たち



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