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2024年(令和6年) 1月25日(木)付紙面より

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学校部活の“受け皿”連携推進 鶴岡市スポ少指導者・母集団 移行課題踏まえ運営研修

 鶴岡市スポーツ少年団指導者・母集団研修会が20日、同市の東京第一ホテル鶴岡で開かれた。講演や小グループでの情報交換などを通じ、中学校部活動の地域移行の課題も踏まえたスポーツ少年団の運営などについて研修した。

 市教育委員会と市スポーツ少年団本部が主催し、子どもたちの指導者や保護者らで組織する団運営の育成会の幹部らを対象に毎年実施している。今回は小中学校や地域体育協会の関係者を含め約150人が参加した。

 日本スポーツ協会でスポーツ少年団の育成や総合型地域スポーツクラブの育成・支援、学校運動部活動の改革などの事業を担当する日本スポーツ協会の菊地秀行地域スポーツ推進部長が、「指導者・育成母集団に期待すること―これからのスポーツ少年団に求められるもの」と題して特別講演。登録団員数の減少などを踏まえ、同協会が策定した「スポーツ少年団改革プラン2022」について、スポーツ少年団の組織や活動の活性化に向けた進むべき方向性をまとめたものだとし、「子どもたちにスポーツの本質である自発的な運動(遊び)の楽しさを提供しようとするもの。これまで以上に各競技団体や関係団体と協力・連携し、発育・発達に配慮した活動を推進していくことが、これからのスポーツ少年団には求められる」と説明した。

 学校運動部の地域移行との関連では、「スポーツ少年団は小学生だけでなく、中高校生も地域で活動することを前提にしている。小学校卒業の際の卒団式や退団式といったことを行わず、中高生も団活動に参加しやすい環境の整備や、指導者が学校部活動の指導も行うなど団が地域での受け皿として活動できるような体制整備が求められている。自分たちの団で対応できないことは、他の団や地域の別の団体と連携、サポートし合うことを考えていこう」とアドバイスした。

スポーツ少年団の指導者らが集まり、団活動の運営などをテーマに研修した
スポーツ少年団の指導者らが集まり、団活動の運営などをテーマに研修した



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