2024年(令和6年) 1月27日(土)付紙面より
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鶴岡書道会(山本良伸会長)の「第34回田川地区幼・小・中・高書き初め書道展」が26日、鶴岡アートフォーラムで始まった。「美しい空」など各校、学年の課題を書き上げた子どもたちの作品約900点がずらりと展示されている。
書道教育の普及と振興を図るため毎年この時期に開いている。今回は鶴岡田川地区の幼児、小中高生合わせて約900人が出品した。小中学生は毛筆による半紙と書き初め用紙の作品が中心で、硬筆の部も昨年より多くの作品が寄せられた。同会で審査し、最高賞の鶴岡書道会賞や奨励賞など特別賞181点、特選、金賞、銀賞の各賞を決めた。
課題は学校の授業や部活動で取り組んだものが多く、「お正月」や「新たな世界」など新春らしい題材に、力いっぱい太い字で書いたり丁寧に文字の最後まで気を配って書いたりと各作品に個性が見られた。また、流麗なかな文字で書いた高校生の作品も目を引いていた。
展示は28日まで。時間は午前10時―午後5時。入場無料。