2024年(令和6年) 2月3日(土)付紙面より
ツイート
三川町の東郷小学校(海藤陽子校長、児童135人)で1日、学校伝統のたこ揚げ行事が行われた。3年生から6年生の子どもたちが参加し、オリジナルのたこを冬空に揚げた。
子どもたちが図工などの時間を使ってデザインの構想を練ったり、和紙や竹の骨組みを材料に手作りしている。この日は3年生からグラウンドに出て先生と保護者、庄内凧保存会メンバーの協力を得ながらたこ揚げにチャレンジ。北西の強風が吹く中、揚げるタイミングを見計らって自作のたこを風に乗せた。
中には上空何十メートルに高々と揚げた上手な児童も。反対に風で糸が絡まり苦戦する子もいた。
たこの大きさは3年生から5年生が縦50センチ、横40センチ。6年生はそれより一回り大きいサイズを仕上げた。デザインは「2024夢」と書いたり、大好きなアニメ「ポケモン」のキャラクターを描いた男の子もいた。
子どもたちは「また風があるときに挑戦してみたい」「家の部屋に飾って大切にする」と笑顔を見せていた。