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2024年(令和6年) 2月22日(木)付紙面より

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最高の栄誉賞に池田兄弟(鳥海八幡中2年)輝く 酒田市教委 児童生徒科学賞 優れた理科研究入賞13点表彰

 酒田市教育委員会科学賞の表彰式が20日、同市の東北公益文科大公益ホールで行われ、優れた理科研究に取り組んだ市内の児童・生徒を表彰した。

 この賞は旧酒田市が1960年、理科振興を狙いに創設。64回目となった本年度は小学生33点、中学生8点、高校生5点の計46点が寄せられ、審査委員会(土門尚三委員長、10人)で審査。その結果、最高賞の栄誉賞1点、奨励賞4点、努力賞8点の入賞作13点が決まった。

 この日は教職員、保護者らが見守る中、鈴木和仁教育長はじめ教育委員が入賞者一人一人に賞状、市内の高校で長年にわたって美術を指導した故齋藤豊氏がデザインした記念トロフィーを贈呈。引き続き栄誉賞に選ばれた鳥海八幡中2年の池田蒼空(そら)さん(13)、澪央(れお)さん(13)兄弟による「よく飛ぶストロー飛行機を作ろう!調べよう!」の記念発表が行われ、前年までの成果を生かし、本年度に取り組んだ実験・検証の結果を報告した。

 主催者あいさつで鈴木教育長は「科学分野に限らず、これからもさまざまなものに興味を持って調べ、自分の力にしてください」、審査委員長を務めた土門さんは「生まれてから死ぬまで勉強は続く。先人が築いた研究にひと工夫を加えることが発展につながる。一生懸命に勉強し、いろいろなことを知ってほしい」とそれぞれ激励した。

 栄誉賞以外の受賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽奨励賞=加藤葵(泉小6年)後藤志織(松山小6年)澁谷ひかり(平田小4年)後藤彩李(南平田小2年)

 ▽努力賞=佐藤日輝(酒田一中3年)工藤彩煉、齋藤奏、佐藤史明、佐藤真幸、白旗隼和、早坂彩良、堀勇翔、岡田彪冴、五十嵐柚葉、庄司花音、菅江航太郎、守屋真菜、渋谷耕太朗、鈴木侑愛、吉村莉緒(同1年)本間晴明(松陵小6年)佐藤壮(広野小5年)齋藤希羽(松山小5年)遠藤朝旦(亀ケ崎小3年)佐藤孝志郎(松原小2年)小松晶穂(若浜小1年)

栄誉賞を受ける蒼空さん(左)と澪央さん(中央)
栄誉賞を受ける蒼空さん(左)と澪央さん(中央)



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