2024年(令和6年) 3月10日(日)付紙面より
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鶴岡市の鶴岡東高校インターアクトクラブ(高宮あづ葉部長、部員16人)の部員が8日、校内でキャンドルを灯(とも)し東日本大震災と能登半島地震で亡くなった人たちを追悼した。
1階スペースに書道部が書いた「祈」と白い折り鶴を飾り、1、2年生の部員や鶴岡地区の各ロータリークラブのメンバーと一緒に黙とうをささげた。高宮部長は「1月1日にあのような大地震が発生し驚いた。亡くなった人たちに祈りを捧げたい。同時にウクライナ侵攻など世界の紛争がなくなり平和が訪れることを願った」と話した。
この日は国際ロータリー第2800地区(山形市)の伊藤三之ガバナーが同校を表敬訪問。「奉仕の心を次の世代へと受け継ぐことが大事。ほほ笑みをもって手を差し伸べて下さい」と部員に呼び掛けた。鶴岡東インターアクトクラブはこれまで第5学区福祉体育レク大会やデイサービスセンターみどりの「涼風まつり」などに参加。各イベントをボランティアで支える活動を繰り広げてきた。活動内容を伊藤ガバナーに報告した高宮部長は「これからも部員たちとさまざまなボランティア活動を通じて支え合う心の大切さを学びたい」と目標を語った。