2024年(令和6年) 3月13日(水)付紙面より
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鶴岡市文化会館のネーミングライツ(施設命名権)更新の署名式が11日、同会館で行われ、皆川治市長とパートナーの荘内銀行の松田正彦頭取が、契約更新の基本協定書に署名した。施設の通称は引き続き「荘銀タクト鶴岡」となり、契約期間は4月1日から3年間。
荘内銀行は、改築された同会館が完成した2017年9月からネーミングライツのパートナーとなっており、更新は2度目。今回の契約金額は、全国の同様の事例を踏まえ、現行の契約金額よりも1年当たり100万円少ない3年間で計900万円とした。
署名式で皆川市長は「荘銀タクト鶴岡を拠点に、さらに市の芸術文化の振興に努める」、松田頭取は「市の文化、教育、芸術活動の活性化が、より推進されることを願う」などとそれぞれあいさつした。
契約更新を記念し、市は同会館にあるスタインウェイ社製のフルコンサートグランドピアノの大ホールでの3時間演奏体験をふるさと納税返礼品に追加した。寄付額は6万7000円で11日から受け付けを開始した。