2024年(令和6年) 4月4日(木)付紙面より
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「松の木橋の団子屋」として親しまれている鶴岡市日和田町の「齋藤だんごや」=齋藤はな子店主(86)=が今シーズンの営業を始めた。
これまで青龍寺川に架かる松の木橋の近くでは「齋藤だんごや」と「菅原だんごや」の2軒が店開きしていたが、今シーズンは「菅原だんごや」が営業を見送った。「齋藤だんごや」では新年度スタートの1日から営業を始め、「一味違うおいしさ」と評判の団子を買い求める常連客が続いた。
3代目の齋藤店主は「19歳に嫁いで今年で65年目。何一つ作り方は昔と変わらない。こうして毎年お客さんが来てくれて、本当にうれしいですよ」と笑顔を見せた。
同店では今年も自家栽培の「はえぬき」を使い、無添加の「あんこ」と「きなこ」の2種類を1本120円で販売している。営業時間は午前8時半―午後5時。期間は今月30日まで。予約も受けている。問い合わせは同店=電0235(22)8883=へ。