2025年1月20日 月曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2024年(令和6年) 5月3日(金)付紙面より

ツイート

絵のある図書館 本のある美術館 庄内町立図書館2期工事完成 全館オープン祝いセレモニー

 庄内町余目で整備が進められていた町立図書館と隣接する内藤秀因水彩画記念館を連結するなどの2期工事が完了し2日、全館オープンした。オープンセレモニーで富樫透町長は「5月2日は41年前の1983年に内藤先生が最後に庄内町に来て月山を描いた日。素晴らしい図書館、記念館で庄内町の文化の殿堂として多くの人に利用してもらいたい」と思いを語った。

 旧図書館は、余目町時代の1979年に竣工(しゅんこう)。書架の不足、老朽化に加え、入館の際に靴を脱ぐ必要があり、段差も多いなど不便な点が指摘され、町は2018年に整備基本計画を策定した。町庁舎南側に新設した新図書館は、楕円(だえん)形の鉄骨造り平屋建てで延べ床面積約1000平方メートル。地元産木材をふんだんに使用しているのが特徴で、中に読み聞かせなどができる「おはなしのへや」、授乳室、多目的室、学習室などを配置。昨年9月に仮オープンした。開架は約5万冊。その後の2期工事では同記念館の改修や新図書館との連結などが行われた。同記念館は、鉄筋コンクリート造り2階建てで延べ床面積は約430平方メートル。

 この日は関係者約40人が出席。神事に続いて行われたオープンセレモニーは余目中学校吹奏楽部2、3年生13人による「宝島」の演奏で開幕。引き続き、富樫町長が「素晴らしい図書館が出来上がり、内藤秀因水彩画記念館もリニューアルされた。絵のある図書館、本のある美術館としてPRしていきたい」、佐藤真哉教育長が「全職員心を一つにして居心地の良い空間づくり、利用者ファースト、資料の充実などに努めていきたい」とそれぞれあいさつ。富樫町長、佐藤教育長、内藤秀因さんの孫・邦子さんら代表者がテープカットし全館オープンを祝った。

全館オープンを祝ってテープカットする関係者
全館オープンを祝ってテープカットする関係者

リニューアルした内藤秀因水彩画記念館
リニューアルした内藤秀因水彩画記念館



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field