2025年1月20日 月曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2024年(令和6年) 5月4日(土)付紙面より

ツイート

水煙上げる「越流」 月山ダム 8日まで見学ツアー

 鶴岡市上名川の月山ダムで、雪解け水が流れ込むこの時期にしか見られない自然放流の「越流」が続いている。毎秒数十トンに及ぶ大迫力の放流が観光客を楽しませており、越流とダム内部の一部を回る見学ツアーも設けられている。

 越流は、雪解け水が流れ込んだダム湖の貯水位が堤体頂部のクレストゲートまで達することで毎年この時期に自然発生する。今年は例年並みの4月10日に越流が始まった。

 2日は午前中から青空が広がった。月山ダムはクレストゲートから毎秒約30トンの水が流れ落ち、下方で大きな水煙を上げていた。クレストゲート上の通路やダム内部の低水放流バルブ室の窓からは、流れ落ちる水の横にかかる虹も見えて観光客が歓声を上げていた。

 月山ダム管理所は今月8日まで連日、越流見学ツアーを実施している。堤体下流とダム内部の一部を回り、ダム直下まで近づける約1時間のコースとなっており、定員は毎回20人。ツアー出発時間は午前が9時半から11時半まで1時間ごと、午後は0時半から3時半まで1時間ごと。受付時間は午前9時から午後3時25分。見学希望者は同管理所=電0235(54)6711=へ。同管理所は「今の時期しか見られない大迫力の越流をぜひ多くの人に見てほしい」と話している。

この時期だけ見られる大迫力の自然放流「越流」
この時期だけ見られる大迫力の自然放流「越流」

ダム下部から大きな水煙が上がる。眺める場所と天候によっては虹が見られる(低水放流バルブ室から撮影)
ダム下部から大きな水煙が上がる。眺める場所と天候によっては虹が見られる(低水放流バルブ室から撮影)



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field