2024年(令和6年) 5月30日(木)付紙面より
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酒田市の南遊佐コミュニティセンター周辺で25日午前、恒例の「ふるさと花と緑の集会」が開かれ、地区の老若男女約100人が参加。世代間交流を図りながら県道沿いなどの花壇に花の苗を植栽し、地区内を華やかに彩った。
環境美化を図るとともに、世代間交流を深める機会にしてもらおうと、南遊佐コミュニティ振興会(阿蘇弘夫会長)、自治会や老人クラブ、鳥海小学校などで組織する「マイ夢(む)の花の里づくりクラブ」(土門智会長)が2002年から毎年この時期に行っている恒例行事。この行事をはじめ一連の植栽活動が高く評価され、同クラブは庄内地区道路協議会「道路功労者表彰」を受けた。
この日はメランポジウムやサルビア、日々草、コキアなど7種計3275鉢を用意。晴れ渡って心地よい風の吹く中、祖父母、父母、児童と3世代が協力して南遊佐コミセン周辺の県道沿い、保育園などの花壇に植栽した。一帯に水をまくと輝きを増し早速、道行くドライバーたちの目を楽しませていた。
阿蘇会長は「きれいな環境で、この地域を訪れる人を歓迎したいというのが地区民の思い。子どもの数は減っているが、元気なお年寄りが多く、これからも継続したい」と話した。