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2024年(令和6年) 6月7日(金)付紙面より

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高校生の自転車ヘルメット着用率向上へ 鶴岡中央をモデル校に指定 県内で5校に 生徒会中心に独自の普及活動

 高校生の自転車ヘルメット着用率を向上しようと、県の着用推進モデル校となった鶴岡中央高(兼子由香校長、生徒633人)への指定書交付式が5日、同校で行われた。2023年度から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたが高校生の通学時などの未着用が目立ち、県などは本年度、高校のモデル校を5校に増やし、1校につき最大10万円の活動費を支給することにした。庄内地区の指定校は鶴岡中央高のみで、同校は生徒会を中心に独自の着用普及活動に取り組む。

 県と県教育局、県警の3者によるモデル校指定の事業は、昨年度に村山産業と米沢興譲館の2校を指定してスタート。本年度は新たに鶴岡中央、山形南、新庄北の3校を加えた。モデル校事業とは別に、県は本年度、県内全ての高校生を対象にヘルメット購入の際に2000円補助する事業も始めた。学校の証明書があれば、販売店で購入時に直接割引を受けられる。

 鶴岡中央高で行われた指定書交付式で、岡田淳県警交通企画課長が「力を合わせて啓発活動に取り組んでいただき、鶴岡中央高の取り組みが地域に波及し交通安全につながることを期待する」とあいさつ。生徒会副会長の本間翔太さん(3年)と生徒会交通安全委員長の坂本ヒカルさん(3年)に指定書を手渡した。本間さんは「他の模範となるように努めたい。啓発活動について全校生にアンケートするなど、学校全体で盛り上げていきたい」、坂本さんは「自転車通学の1年生の着用率は高いと思う。コンテストで選ばれたポスターを校内にたくさん掲示するなどみんなでアイデアを出し合っていきたい」と話した。

 県警によると、昨年1年間の自転車利用中死傷者の年代別ヘルメット着用率は、小学生81・8%、中学生62・2%に対し、高校生は5・7%と極めて低かった。

鶴岡中央高で行われたモデル校指定書交付式
鶴岡中央高で行われたモデル校指定書交付式



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