2024年(令和6年) 6月18日(火)付紙面より
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今春開校した致道館中学・高校音楽部の第1回定期演奏会が16日、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡で開かれた。同中学の合唱部も加わった合同のステージで部員たちが新校歌を披露。満員となった会場に爽やかな歌声が響き渡った。
致道館高校音楽部(猪口愛華部長)は鶴岡南高音楽部と鶴岡北高音楽部を前身とし、致道館高の開校と同時に発足。同中学校合唱部(佐藤世奈部長)は本年度入学した1年生のみで構成する。普段はそれぞれ部活動を行っているが、今回の演奏会に合わせて合同練習を進めてきた。
新たなスタートとなる第1回定期演奏会のオープニングは、高校音楽部によるクラブソング「今ここに」で幕開け。続いて中学合唱部員がステージに登場し、高校生と合同で校歌の混声四部合唱を堂々と披露した。
オープニング後のステージは3部構成で、ステージ1は高校音楽部による本年度の全日本合唱コンクールで歌う課題曲と自由曲の「明日のノート」など3曲を高らかに歌った。ステージ2「アンサンブルの愉しみ」では3年生のみの合唱やパートごとの重唱など、ステージ3「生徒企画ステージ」はダンスやミュージカルと盛りだくさんの演出で会場を盛り上げた。
記念のステージを一目見ようと大勢の保護者やOB、OGなどが会場に足を運び、一曲終わるたびに大きな拍手を送っていた。