2025年4月2日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2024年(令和6年) 6月20日(木)付紙面より

ツイート

少年町長に2期連続佐藤さん(酒南高2年) 公報や投開票“本物”の手順 議員10人も決まる 遊佐少年議会選挙

 全国に先駆けた試みで注目されている遊佐町の第22期少年議会選挙の投票が18日締め切られ、町生涯学習センターで同日午後6時から開票された。3人が争った少年町長選は、酒田南高2年の佐藤楓さん(16)が当選。前期に引き続き少年議会の代表を務める。

 同町少年議会は2003年にスタート。“有権者”は町内在住の中高生と町外から通う遊佐高生で、少年町長選と少年議員選に各1票を投じる。今期は町長選に3人、町議選(定数10)に19人が立候補。計22人は第20期の18人を上回り、過去最多となった。

 生徒たちは6月10日から18日まで、各候補の抱負などが記された選挙公報などを参考に、遊佐中や遊佐高、同センターなどに設けられた、通常の選挙でも使う本物の投票箱に投票した。

 開票は町教育課長が選挙長になって進行。黒い幕で覆ったテーブルに投票箱から取り出した投票用紙が広げられ、「開票事務従事者」の腕章を着けた町職員十数人が慎重に開票した。

 午後7時過ぎに確定。有権者数は556人、投票数は両選挙とも471人で投票率は84・71%だった。激戦を反映し、町議選の最下位当選となる10番目に2人が同数で並び、規則通りくじ引きで当選者を決めた。同町少年議会の選挙では初めてのケースという。

 2期連続で少年町長を務めることになった佐藤さんは「今までより多くの立候補があり、それだけたくさんの意見が出てくると思う。まとめるのは大変だろうが、それらの考えを町や少年議会に生かしたい」と抱負を語った。

 少年町長、少年議員には20日に当選証書が付与され、引き続き役場議場で第1回少年議会が開かれる。

少年町長に決まった佐藤楓さん
少年町長に決まった佐藤楓さん

通常の選挙とほぼ同じ手順で開票作業が行われた
通常の選挙とほぼ同じ手順で開票作業が行われた



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field